学科1年生の必修授業である環境工学概論の一環で、フィールドでの環境学習であるエコツアーを7月8日(土)に実施しました。今回は立山の弥陀ヶ原(標高1900mほど)を訪れ、生物多様性保全のための外来植物除去活動を行いました。悪天候による通行止めの可能性を考慮し、当初予定の室堂での散策は実施しませんでした。
小雨が降る中での外来植物除去となりましたが、富山県ナチュラリスト協会のナチュラリストの方々、および、教養教育・鈴木先生のご説明のもと、除去器具を使ってイタドリ、オオイタドリ、シロツメクサ、スギナなど、低地または海外から人によって持ち込まれて定着した外来植物を除去しました。
山頂方面はガスで全く見ることができませんでしたが、時には富山平野や富山湾を見渡すことはできました。またミズバショウ、チングルマ、ニッコウキスゲなどの夏の花々を観たり、ウグイスの鳴き声を聞いたりし、つかの間、高山の様子を味わうことができました。
ナチュラリストの皆様、鈴木先生、ありがとうございました。