環境・社会基盤工学科では1年生の必修科目の一つである、環境工学概論の中で、地域の自然環境・文化とその保全・維持活動について、地域協働団体の方々のご協力を得て、県内2か所のうち学生が希望する一か所を訪れて学んでいます。
6月1日には、富山県射水市内の金山地区(青井谷周辺)の里山ビオトープ・整備活動について、NPO法人 自然環境ネットワーク・射水市ビオトープ協会のご協力のもと、18名の学生が現地で学びました。
まずは事前に許可を得て捕獲された絶滅危惧種を含む、水槽の中の希少・在来の水生動物を見たあと、協会の活動の目的と内容について学び、里山に侵入して拡大している竹を伐採したものをチップ化する作業を一人一人体験するとともに、水の循環を保ちやすくするためにコナラなど広葉樹を記念に植えました。チップは1メートルほどの高さに集めて山にして、1年ほどすると堆肥化し、カブトムシやカナブンなどが卵を産みに来ます。
また、順を追ってこれまで3つ整備してきたビオトープの池を見学し、モリアオガエルの卵とカエルを見たり、触ったりしました。今年は昨年までと異なり、第1の池は完全に干上がり、第2、第3の池も例年より水位が低くなっているという変化が起きており、協会が保全活動を行っている里山周辺全体の水の循環が、別の林道整備活動によって変わっている可能性が考えられました。さらに、射水丘陵に多いカモシカでなく、ニホンジカによって皮を食べられた木の枝や、最近庭木を植えなくなった住宅環境の中で巣作りがしやすいように活動場所に設置した巣箱(スズメが営巣したとのこと)について、実物を見ながら説明を受けました。
短時間の間にさまざまの学習・体験ができるように、多人数で準備・運営くださった皆様、大変ありがとうございました。









